一歩ずつ

遠回りしたけれど

たどり着いた「整体の道」
「将来はマッサージの仕事がしたい」

そう思いながらも、私はまず看護の道を選びました。
看護学校を卒業し、病院で看護師として働く日々。

介護保険制度が始まると、介護支援専門員（ケアマネジャー）の資格を取得し、
家族相談や利用者の支援プラン作成に携わり、主任介護支援専門員へと進みました。

一方で、マッサージの施術は勤務後や休日を活用し、
国家資格を持つマッサージ技師や、作業療法士・理学療法士から学び続けました。

そして、整体や美容整体の現場で経験を積むうちに、
「本当に目指したい施術の形」が少しずつ明確になり、
たどり着いたのが、「全身バランス整体」 でした。

「お腹が痛いとき、お母さんにさすってもらうと、不思議と楽になった」
そんな経験をしたことはありませんか？

私が「手」にこだわる理由は、そこにあります。

●手で触れることで、不安がやわらぎ、安心感が生まれる
●適切な技術を用いれば、強く揉んだり叩いたりしなくても筋肉をケアできる
●「触れる」という行為には、痛みをやわらげる不思議な力がある

実際に、解剖学的にも「触れる感覚の神経」は、
「痛みを感じる神経」よりも早く脳に伝わることが分かっています。

「強い刺激ではなく、やさしく触れるだけで痛みが緩和する」

私はこのことを深く学び、技術として確立させました。
だからこそ、「手」による施術にこだわり続けています。

現在の私の知識や技術、経験は、多くの方々との出会いの中で培われてきました。

つらい肩こり、首こり、頭痛、背中の痛み、腰痛、足のむくみ、
自律神経の乱れによる不調に悩むお客様と向き合い続けてきたことで、
「この整体を必要としている人がいる」と確信できたのです。

そして、お客様が施術後に「楽になった」「体が軽くなった」と笑顔になってくださると、
その幸せがまた、私のもとへも返ってきます。

施術を通じて、お客様に癒しを届ける
そして、その笑顔がまた、私を幸せにしてくれる。

これが、私が整体を続ける理由です。